RPA担当者あるある
RPAを直接担当している者にとっては、これはさすがに無理だな、エラーが頻発しそうだな、と感じる業務フローがあったとしても、全くの素人からすると、
- 「どうしてできないの?」
- 「RPAは自動化できるツールじゃないの?」
といった感じで、悪気のないストレートな疑問をぶつけられることもしばしば。
「いや…ここはこうでこうだから…自動化は難しいと思います…」と話してもなかなか経験のない人にとってはピンと来ず、議論は平行線になることも多々あります。
僕はそういった業務の定義というか、このシステムはこういう仕組みで動いてるから…のような説明が得意な方ではあったのですが、「自動化できる」というイメージが相手の中で先行してしまって、「お願いした内容とちょっとイメージが違うんだよな…」と指摘されたことも何度かありました。
事前の説明が超重要
業務の自動化と聞くと、「これも自動化できる?」「こんなことできる?」という質問・希望が多く飛んできます。
もちろんそれらの期待の声や信頼を感じ、またそれに最大限応えていきたいという意気込みではいるのですが、
実際にはできることとできないことがあり、さらにいえばエラーが起きてシナリオが止まることもあります。
そういったリスクも含めた実現度を丁寧にすることを心がけています。
もし安易に引き受けてしまって、エラー頻発するような事態になれば「期待してたのに…」「思ってたのと違った…」「あんまり役に立たないね…」という感情を抱かれかねません。
こういう感情は頼む側・頼まれる側双方にとって良いことないですよね。
なので僕は事前の打ち合わせのときに「それ無理ですね!」「エラーが起きる可能性はゼロではないです!」「ここまでは自動化できますけど、ここから先は無理です!」といった具合にハッキリ伝えるようにしています。
難しい業務フローに挑戦することも大事
ただ、いつもいつもあれはダメ、これはできないと伝えていると、「じゃあ結局何ができるの?」「もういいわ」と言われかねません。そうならないためにも日々WinActor・RPA関する勉強や、難しい業務フローのシナリオに挑戦してみることは重要だと感じています。
そうならないためにも日々WinActor・RPA関する勉強や、難しい業務フローのシナリオに挑戦してみることは重要だと感じています。
特に新しいプチライブラリの更新や、ユーザーフォーラムでのホットな話題を把握しておくことは重要で、そのときには直接役に立たなかったとしても、あるときに「そういえばこれはフォーラムで言ってたやつに似てるな…」「こんなプチライブラリあったよな…」といった具合に、ふとしたときにシナリオ作成のヒントになることがあります。
そういう意味でもいろんなアンテナを張っておくことは大事ですね。
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