画像マッチングは単体でも非常に便利な機能で知られていますが、他のノードと組み合わせることによって、さらに使い方の幅は広がります。
今回紹介する「繰り返し」と組み合わせることによって、画面の待機時間を大幅に縮小し効率化できるので、もし指定時間待機などでシナリオの途中で発生する待機時間を物理的に設けている場合には、ぜひ導入を検討してみてください。
画像マッチングと繰り返し(後判定繰返)でできること
→ロード時間や読み込み時間などの待機時間を効率化できる
画像マッチングと繰り返しを使った例
では早速操作方法の説明になります。
形としては「後判定繰返」ノードの中に、「画像マッチング」を入れ込むような形になります。
この形を再現できましたら、次に画像マッチングの中身を設定していきます。
①画像マッチングの画面をキャプチャー
②アクションは「状態チェック」を選択
③変数を選択(今回は「結果」という変数を作りました)
以上のようにそれぞれ設定していきます。
虫眼鏡の検索範囲を指定を忘れずに行いましょう。
また、③の変数については別途、変数編集画面において中身が空の変数を用意しておく必要があります。
以上で画像マッチング側の設定は完了になります。
次に後判定繰返の設定に移ります。
①繰り返しのボタンをダブルクリック
②変数「結果」が「false」に設定
以上のように後判定繰返を設定できましたら準備はすべて完了です。
イメージ通りに挙動するか、部分実行などで試してみましょう。
正しく設定ができていれば、画像マッチングで設定した検索範囲が表示されている限りは、画像マッチングが繰り返し動作されているをしている挙動になっていると思います。
そして読み込みが完了し、検索範囲が画面から消えると、繰り返しを中止しているという流れになっていると思われます。
こうすることで、次のノード・作業にスムーズに移ることができるので、シナリオ全体にかかる時間を短縮することが可能です。
これまでシナリオを作成したきた中で、「指定時間待機で物理的に時間を置いていたものの、もう少し効率よくできないか…」「時間の短縮ができないか…」と悩まれていた方はぜひお試しください。
雑談:パタゴニアレトロXを洗濯してみた
以上、WinActorで画像マッチングと繰り返しを組み合わせることによって、作業の幅が広がりシナリオ全体を効率化できることもある、というお話をしていきました。
ここからは雑談になります。
先日初めてパタゴニアの定番商品、レトロXを購入した話を取り上げたのですが、
購入から1か月ほど経過し、ほぼ毎日通勤で着ているのですが、首元の汗汚れが気になりそろそろ洗ったほうがいいかなと思い、洗濯してみましたので、そのときのお話をしたいと思います。
お値段約3万円のアウターということで、洗濯には失敗したくない…という思いから、一瞬クリーニングに出そうかなと思っていたのですが、これから先毎回クリーニングに出すコストと手間を考えたらちょっと出費が気になる…と思い…。
洗濯機で洗えないかと、パタゴニアのカスタマーサービスにチャットで相談してみました。
パタゴニアカスタマーサービスの回答
- パタゴニアの全商品、自宅で洗濯機で洗えます。
- 洗濯ネットに入れ、中性洗剤をご使用ください。
- レトロXの毛がバッサリ抜けるという心配もありません。
上記がカスタマーサービスからの回答になるのですが、特に心配していた3つ目のボアの毛がごっそり抜けるのでは?という質問にも回答していただき、ごっそり抜ける心配もないということが確認できましたので、安心して中性洗剤を使用して洗濯してみました。
洗濯機が終わった直後、レトロXを取り出してみると、外(ボア)はしっかり水気が取れているものの、内側に水っぽさが残っていたので、脱水は2回しました(もちろんネットに入れて)。そのあと浴室乾燥機で3時間かけて乾燥させていきました。
洗う前と後で、良い意味で特に変わったところもなかったですし、風合いや着たときの雰囲気も変わることがない上、どうしても気になっていた首のところの汗バミもすっきりしていたので、自宅の洗濯機洗いで全く問題ありませんでした。
ちなみに私のチャットの質問に受け答えしていただいたカスタマーサポートの方もレトロXをお持ちだそうで、レトロXは着たり洗ったりすることで柔らかくなっていき、体に馴染むようになっていくとのことだったので、今後も定期的に洗濯して長持ちさせていきたいと思っています。
パタゴニアのカスタマーサポートの方は、いつもご自分の体験談を交えながら受け答えしてくださるので、気持ちよくお買い物をすることができますし、購入した後も気兼ねなく質問ができるので、安心して利用することができるアウトドアブランドだと感じています。
今度はスウェット関連のアイテムが気になっているので、購入したらまた感想を綴っていきたいと思います。
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